水素水は開封後は早めに

水素水とは、水素分子を通常よりも多く含んでいる水です。水素分子は本来は、濃度1.6ppmまでしか、水に安定した状態で溶け込むことができません。しかし水素水には、2.0ppmや3.0ppmを超えるほどの水素が含まれているのです。

これは、水素分子をより溶け込みやすいようにナノサイズ化してあるからです。また、水素分子を加圧で無理に閉じ込めて作られた水素水もあります。

どちらの場合も、飲めば体内に多くの水素分子を取り込むことができます。そしてこれにより、体のサビと呼ばれている活性酸素を減らすことが可能となるのです。

ところがナノサイズとなっているからこそ、あるいは無理に閉じ込めてあるからこそ、水素水の水素分子は抜け出ていきやすいと言えます。開封するとその瞬間から、空気中にどんどん漏れていってしまうのです。

放置しておくと、ただの水になってしまうので、開封した水素水は早めに飲み干すことが肝心と言えます。残す場合は、水素分子を通しにくいアルミパウチなどの容器に入れ、中の空気を可能な限り出した上で、しっかりと封をすることが大事です。